ひとつの条件として

 求人を閲覧しているときで、月に何回休日があるのかを重点に置く求職者が少なくないでしょう。なかなか自分が希望している仕事に就くことが難しいご時世において、休日の多い企業に的を絞るということは、多少給料が安くても構わないという考えがあることがうかがえてきて、仕事とプライベートが両立できることが生きている証になるのだとおっしゃる方がいてもおかしくないと思うのです。
 休日でやることがないという方がいると思うのです。いくら自分が進んで休日の多い求人を優先して就活した結果だからとはいえ、いざ休日となると思っていたほどに充実した一日を過ごせないことに、自分が今の企業を選んだことに後悔してしまうことが考えられるのです。そのため、いっそのこと休日の少ない企業に転職をして、自分の人生に仕事の時間で埋め尽くしていこうという発想が出てきてもおかしくないのです。一方で、休日は少なくてもいいから残業が少ない企業に応募を検討している求職者もいると思うのです。端的に言えば、一週間のスケジュールを通して仕事の時間とプライベートな時間が均一であることが望ましいという意味になり、残業が多いけれど休日が多いと仕事をしている時間とプライベートな時間のバランスが悪くなるからという理由で敬遠するケースがあることが考えられるのです。言い換えれば、忙し過ぎず暇過ぎない日常に惹かれる方がいることも十分に考えられることとなるのです。